2008年07月21日

今日は暑い時間から集まっていただいて、作品全体の見極め。

川村さんが新しく音源を作ってきてくれて、
それがぐぐっとテンポ感を押さえ、近しいけれど正面からあたってこないテクスチュアを持っていたので、中間部分では軸にしてことばとの絡みのシーンになることに。
これはわたくしの宿題。

美術的な部分もどんどん変わっていくし、ふたつの呼吸の関係もおもしろくなりそうです。
今回、2台のマックブックとフィジカルコントローラーとのライヴミックスにチャレンジする種子田には勝手が変わる大変さはあるけれど、新しい音作りの方法を得て、おもしろいものが日々生まれています。

MAXのプログラムは三浦さんによるもので、使い勝手や種子田の嗜好を汲み取ってどんどん進化しています。これは実は7月17日の古川瑞枝氏のリサイタルで一部デビュー済みのものもありますが、種子田らしいアプローチのできる、他にはない発想のツールだと思いますので、こちらも楽しみになさってください。

そして、三浦さんは今回、映像(?)も担当しています。映像とはいっても、映像的な美術、音のひとつのありかた、のように思えます。

お昼の一番暑い時間の公演ですが、このたびも全然違うようなでもきっとちゃんとつながっている、今だからこそのチャレンジをしています。
是非、ごらんいただきまして、ご感想・ご意見をお待ちしております。

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第24回<東京の夏>音楽祭2008 関連公演

project suara 新作
音 響 音 楽 詩 「PARADISO」

ラップトップと声のためのダイアローグ
「不可視の身体としてダンスするラップトップのライブ演奏と、
時空を自在に行き来する記憶の身体=声とが、宙に描く生きた文様。」


■アップリンクファクトリー
■2008年7月26日(土) 14:00 開場は各開演の30分前
■一般前売:2,000円 一般当日:2,500円(税込)


◎構成・演出:project suara
◎ラップトップ:種子田郷
◎声・楽器:さとうじゅんこ
◎トランペット:川村祐介
◎美術・プログラミング:三浦秀彦
◎音響システム:Taguchi



本作品のために構築されたスピーカーシステムによる微細な音響空間と
映像要素を用いた表現によって増幅される身体の共鳴。
声、トランペット、ラップトップ、空間表現の4人が対話し、
刻々と移り変わる息・祈り・うたと原始の記憶の気配を身体が奏でるライブです。


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■チケット取扱い・お問合せ
アップリンクファクトリー: factory@uplink.co.jp / 03-6825-5502
project suara: ticket@suara.jp / 03-3907-0790

■チケット予約:
お名前、ご連絡先電話番号、人数を、メールまたはお電話にてお知らせ下さい。
当日、窓口にて前売料金にて取り扱いさせていただきます。
* メールの件名を「PARADISOチケット申込み」として下さい。




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