2008年04月06日

東京都現代美術館で開催中の 川俣正「通路」展 内、通路カフェにて行われた、
ナゾなみなさんのライヴを拝見。

ジンバブエの太鼓やンビラ、密教系のベル、インドの鈴、クラリネット、ハーモニカなど。
そしてダンサーがお二人。

あえてその背景を切り離したモノとしてその楽器と向き合い、
自らの姿を投影していく、のびのびとした音楽のありかたに
こちらのココロもわくわくしました。

あまりにもたくさんの音楽を聴いて来たみなさんだからこその
真摯な探究心が表れていたように思えました。

カフェで約1時間のライヴの後、
美術館を出て芝生の上でもぽこぽこ演奏。
音もからだも関係性もがらりと変わって、すべてが聞こえだした。
さくらのつぼみも地面から伝わってくる湿度も日差しも通りがかりの人も
行き交う車も野球する少年の様子も、
どんどん調和に向かう感覚というか。
こうやって音楽がやってくるのもいいなー。
こうやって人とつながるのがいいなー。
というような楽しい時間でした。

それからまた吹き抜けのカフェで行ったライヴは、もう、
通路に風が吹いているようでした。


at 20:34│コメント(0)トラックバック(0)見聞の記録 │ mixiチェック

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