2007年10月20日

演劇に疎い上にイプセンとなるとついていけるかどうかという心配もどこへやら。
開演前の客席の空気から落ち着いた大人の空間というか、
非常に豊かな土壌というか裾野の広さに支えられた贅沢な愉しみの場を肌で感じました。

やがて本編がするりと始まると、
とくとくと会話の中で明らかにされる心の裏と表を、
まるで音楽を聴いているように見渡している間に、
あっというまに1時間50分が経ったという感じ。

エキセントリックなパフォーマンスとか、
テクニックをひたすら見せつけるとか、
いかにそんなことに振り回されてきたかを思いました。
もちろん、その裏付けを前提として、
そのエッセンスを絶妙に薫りにのせるか、
そのフィールドで観客と対話するか、
たくさん考えていきたい。

種子田ともども大興奮でした!

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今さらの六本木ヒルズ散策。
超有名ブランジェのバゲットと、金木犀のお茶を購入。


at 21:44│コメント(0)トラックバック(0)見聞の記録 │ mixiチェック

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