2007年10月
2007年10月31日
しばらくイタリア・スイスでお勉強していた友人が帰国して早2ヶ月ほど。
ふいに電話で話していて急遽会うことに。
彼女のお身内がオーナーシェフのフレンチレストランでランチです。
すごく美味しいし手をかけているのに、とても安い!んです。
食器もすてきだし、サービスもすごく細やかでにこやかで、
店内にはシンプルだけどチャーミングでナチュラルなアート作品がアクセントになっています。
お互いに場所も取り組んできたことも違うけれど、
直面したことや問題意識や意欲の方向はとても似ていて、
その共有できている部分にフォーカスしていくとおもしろいことになるような予感が。
そして彼女のステージの映像を見せてもらいながら、それは更に確信に変わった。
作曲家とか、演奏家とか、演出家とか、なんでもいいのだけど。
ムリに妄想のパーフェクトをゴールにしないで、
それよりも誰かに委ねていく繋げていくことが大事なのかもしれない。
そうしてちゃんと何かにつながっている事が、
作品の生命をつないでいくことなのだろう。
忘れ去られた美術館で朽ちかけた作品に対面したり、
それでもちゃんと環境を呼吸している作品もいくつかあって、
こういうことを問われているんだと感じたことを思い出した。
ふいに電話で話していて急遽会うことに。
彼女のお身内がオーナーシェフのフレンチレストランでランチです。
すごく美味しいし手をかけているのに、とても安い!んです。
食器もすてきだし、サービスもすごく細やかでにこやかで、
店内にはシンプルだけどチャーミングでナチュラルなアート作品がアクセントになっています。
お互いに場所も取り組んできたことも違うけれど、
直面したことや問題意識や意欲の方向はとても似ていて、
その共有できている部分にフォーカスしていくとおもしろいことになるような予感が。
そして彼女のステージの映像を見せてもらいながら、それは更に確信に変わった。
作曲家とか、演奏家とか、演出家とか、なんでもいいのだけど。
ムリに妄想のパーフェクトをゴールにしないで、
それよりも誰かに委ねていく繋げていくことが大事なのかもしれない。
そうしてちゃんと何かにつながっている事が、
作品の生命をつないでいくことなのだろう。
忘れ去られた美術館で朽ちかけた作品に対面したり、
それでもちゃんと環境を呼吸している作品もいくつかあって、
こういうことを問われているんだと感じたことを思い出した。
2007年10月28日
2007年10月20日
演劇に疎い上にイプセンとなるとついていけるかどうかという心配もどこへやら。
開演前の客席の空気から落ち着いた大人の空間というか、
非常に豊かな土壌というか裾野の広さに支えられた贅沢な愉しみの場を肌で感じました。
やがて本編がするりと始まると、
とくとくと会話の中で明らかにされる心の裏と表を、
まるで音楽を聴いているように見渡している間に、
あっというまに1時間50分が経ったという感じ。
エキセントリックなパフォーマンスとか、
テクニックをひたすら見せつけるとか、
いかにそんなことに振り回されてきたかを思いました。
もちろん、その裏付けを前提として、
そのエッセンスを絶妙に薫りにのせるか、
そのフィールドで観客と対話するか、
たくさん考えていきたい。
種子田ともども大興奮でした!
--
今さらの六本木ヒルズ散策。
超有名ブランジェのバゲットと、金木犀のお茶を購入。
開演前の客席の空気から落ち着いた大人の空間というか、
非常に豊かな土壌というか裾野の広さに支えられた贅沢な愉しみの場を肌で感じました。
やがて本編がするりと始まると、
とくとくと会話の中で明らかにされる心の裏と表を、
まるで音楽を聴いているように見渡している間に、
あっというまに1時間50分が経ったという感じ。
エキセントリックなパフォーマンスとか、
テクニックをひたすら見せつけるとか、
いかにそんなことに振り回されてきたかを思いました。
もちろん、その裏付けを前提として、
そのエッセンスを絶妙に薫りにのせるか、
そのフィールドで観客と対話するか、
たくさん考えていきたい。
種子田ともども大興奮でした!
--
今さらの六本木ヒルズ散策。
超有名ブランジェのバゲットと、金木犀のお茶を購入。
2007年10月13日
ドライブの旅が恒例化しそうです。
だいぶ以前体験した無音の飽和状態が忘れられず、
3時間のお散歩をしに来ました。
あの時はひばりが鳴く季節だったので、空気感は記憶と全く違いましたが、
高原の秋風の中に牛が草を食む音が力強く聞こえ、
うっすらとまばゆい雲の中を歩くような光景が美しかったです。
相変わらずのだらだらで、折り返しの王ヶ鼻であまりゆっくりできなかったのが残念でしたが、
雲がなければ松本市内を見下ろす絶景であろう断崖で、
「きりのなかのはりねずみ」の気分を満喫しました。
にしても、あの静寂の中に、もっといろんな見えないものがひそんでいるのだな。。
夜はもちろん、名物「山賊焼」をいただきました!!
「山賊焼 河昌」さんです。
だいぶ以前体験した無音の飽和状態が忘れられず、
3時間のお散歩をしに来ました。
あの時はひばりが鳴く季節だったので、空気感は記憶と全く違いましたが、
高原の秋風の中に牛が草を食む音が力強く聞こえ、
うっすらとまばゆい雲の中を歩くような光景が美しかったです。
相変わらずのだらだらで、折り返しの王ヶ鼻であまりゆっくりできなかったのが残念でしたが、
雲がなければ松本市内を見下ろす絶景であろう断崖で、
「きりのなかのはりねずみ」の気分を満喫しました。
にしても、あの静寂の中に、もっといろんな見えないものがひそんでいるのだな。。
夜はもちろん、名物「山賊焼」をいただきました!!
「山賊焼 河昌」さんです。