2018年02月10日
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国民的愛のイベントに参加。
それはそうと。
ここ数年通う個人経営のケーキ屋さんがありまして。
お菓子はもちろん接客やお店の手入れ、ガラス張りの厨房で日々たゆまぬ信念と美学を重ねておられるのを拝見するのも楽しみで伺ってる。
気がつくと全方位大量生産のブランドお菓子ばっかなのだよね。でもふと、この小さな宇宙のうっすらスポンジ層に絶妙な加減でジャムが塗られているとか、このマロンクリームの造形に人の手の痕跡を覚えながらフォークを入れる角度を迷うとか。そんな贅沢がしたいわけです。そして幼い頃誕生日に両親が予約してくれたちょっと遠くの美味しいケーキ屋さんの味とか鮮明に蘇るのも楽しい訳です。
そんなお年頃。
でもバレンタインには重厚ブランド。
一度だけ両親の海外旅行にお伴したウィーン本店がとてもとても素晴らしかったから。
あと慣れ義理はやめてみた。
じゅんこ