2007年08月20日

連日の暑さにもやっと覚悟ができてきました。

有名な古楽の音楽祭ですが、毎年さまざまな国の演奏を呼んでいるのだそうです。
CDやスコアが販売されていたり、控室などあちこちにチェンバロがあったり、
夏の空気の中にわくわくするような雰囲気が混じって、とても良い感じです。
山々に囲まれたコンクリートの近代的な建物の佇まいはピンとしたものを感じます。

ホールの響きはとてもリッチで、過剰にがんばらなくても自分たちの音を感じたままで充分に豊かにまるく拡がるかんじでした。わりとタイトな時間で楽器を運び込んでリハーサルをした後すぐに本番でしたが、百戦錬磨のメンバーのみなさんはさすがの対応。始めはホール独特の雰囲気に少し構えてしまったわたくしも、つられるようにリラックスできました。

最近は平土間のホールや半野外での音響にすっかり身体がなじんでいたようで、
改めてガムランがあるシチュエイションというか音響のことを考えました。
コンサートホールで行われる演奏という状況について、
自分の中でとても迷いがあることもひとつですが、
前向きに考えていきながら、自分なりにやっていかなければならないのかもしれません。

個人的な反省は今回も山ほど。
しかし、今回のプロジェクトを総括してくださった方の考え方はとても明確で、
これからいろいろと楽しみです。
わたくしもがんばろうー。

at 23:50│コメント(0)トラックバック(0)活動の記録 │ mixiチェック

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