2014年12月

2014年12月17日

徹の部屋vol.34
今日は私の日:さとうじゅんこ編
まで残り僅か7日となりました!

12/15にはいずるばで一日がかり、
たっぷりと空間を使った贅沢なリハーサルをしました。

路得子さんの音が加わったうたをさがしてサウンドは
突然窓が開いたり地面がざらざらになったり
益々自在にうねっております!
(モノのたとえです。。)

そして竜太郎さんは確信と強さを増し、
波に揺り動かされながら来るべき大きな何かを
みなさんと呼び寄せたいと思っております!
(UFOとかではなく。。)

それから。
ピアソラの名曲「ロコへのバラード」には長い不思議な台詞があるのですが、
こちらをわたしらしい日本語でやれたら!と、
これまたこわいもの知らずの思いつきをいたしまして、
このたびスペイン語圏の文学と文化がご専門の高際裕哉さんに、
和訳やら曲中の言葉に隠されたいろんな事情やら
発音や文法の初歩的レクチャーやら南米を旅したお話やら、
いろんなご相談をさせていただいております!!
話を伺うほどに自分の無謀さに冷や汗をかきつつ、
曲の世界があっという間に具体的な姿を表すのに驚愕と喜びでいっぱいでございます。
思い返せば昨年の今ごろタンゴに初挑戦、
春のベーストリオとのほぼオールスペイン語公演を裕哉さんが観て下さってのご縁です。
裕哉さんはカフェ・ラバンデリアでチャーリー高橋さんとの演奏もご覧になっており、
その辺の私の足の置き場についてはよーくご存知というのも有難く話が早く。
これから楽しみなのでございます。
当日はご本人も会場で見守ってくださるので、みなさまも是非どんどん話しかけて裕哉さんの世界に触れていただけますように!
なんだか演歌やプロレスのマイクパフォみたいになってきましたが、
まずはこの第1歩をがんばりますー!


とまあ名曲揃いゆえ、私としましてはチョイ悪ゴコロがエスカレートしておりますが。
そういう悪ふざけや純粋な憧れを動機に、
音楽と人が呼吸しあうのはごく自然な生命活動だなぁと
じわじわシアワセをかみしめるような、
リラックスと集中のリハーサルでした。
目に見えないものってイイな!

当日もその親密さをそのままに、
より音楽も人も歓ぶアンサンブルで、
ご出席の皆様をチクッと出来るようにがんばります。

まだまだ絶賛ご予約承り中です。
どうぞよろしくお願いいたします!!

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徹の部屋vol.34
今日は私の日:さとうじゅんこ編

20141224_polepoleza


◎出演: うたをさがしてトリオ= 齋藤徹(Cb) 喜多直毅(Vln) さとうじゅんこ(うた)
◎ゲスト: 熊坂路得子(アコーディオン) 矢萩竜太郎(ダンス)
◎スペイン語協力: 高際裕哉

■演奏予定曲
七つの大罪:プロローグ K.ヴァイル
スタバト・マーテル:ドロローザ J.B.ペルゴレージ
石のように 齋藤徹
愛の小径 F.プーランク
Balada para un loco A.ピアソラ
Can you hear me? B.チルコット
G線上のアリア J.S.バッハ
シャコンヌBWV1004
コラール付  J.S.バッハ 他
 (*順不同。変更の可能性があります。)

 
◎開演: 2014年12月24日(水)19:30 [開場19:00]
◎料金: 予約3,000円/当日3,500円(ワンドリンク付)
◎予約: 03-3227-1405(ポレポレタイムス社)
      Email: event@polepoletimes.jp


*表面 さとうじゅんこ写真 (c) force


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このところずっと、じゅんこさんにはいろいろと無理なお願いを聞いてもらっています。
オペリータ「うたをさがして」(乾千恵さんの言葉)を歌って!
アルゼンチンタンゴをアルゼンチンなまりのスペイン語で歌って!
ブラジル音楽をポルトガル語で歌って!
クルトワイルのフランス語の歌を歌って!
ロルカやファリャのスペイン語の歌を歌って!
パラグアイの歌をグラアニ語で!
母の葬儀で歌って!
適当に即興して!
適当にハーモニー付けて歌って!
ドイツの詩を詠んで!
クラシックの曲を歌って!
オリジナルに日本語付けたから歌って!
宮沢賢治をオーストラリアの女優さんと朗読して!
ちょっと思い出しただけで、それはそれは大変な要求でした。
スミマセン。でもすべてシッカリ120%成し遂げました。偉い!パチパチパチパチ!
それで、今回の徹の部屋は、じゅんこさんの好きなようにしてもらってお礼をしたいと思いました。
「今日は私の日」というのは、CD「うたをさがして」の中に収録したアンゲロプロス監督の映画「永遠と1日」の中の曲名です。
「なぜって今日は私の日、おどりましょう、おどるのが嫌いでも・・」
(齋藤徹)


このたびは身に余る贈り物を賜りました次第。
これまで徹さん直毅さんと積み重ねてきた音楽と、
よりによってこの日お運びくださる訳アリなみなさまと、
どんなイヴを過ごしたいのか得意の妄想が暴走。
半ばヤケクソ自爆必至な陽炎をおずおずと提案する私に
サンタさんは「いいんじゃない?」と軽くおっしゃいました。
スナックじゅんじゅん、さとうの血祭り、腹黒ミサ。
あやういほど美しく苦い曲ばかり。
よいこは見ちゃダメねじれたオトナの聖夜にございます。
(さとうじゅんこ)


+++ 出演者 +++

★齋藤徹(コントラバス):舞踊・演劇・美術・映像・詩・書・邦楽・雅楽・能楽・西洋クラシック音楽・現代音楽・タンゴ・ジャズ・ヨーロッパ即興・韓国の文化・アジアのシャーマニズムなど様々なジャンルと積極的に交流。ヨーロッパ、アジア、南北アメリカで演奏・CD制作。コントラバスの国際フェスティバルにも数多く参加。コントラバス音楽のための作曲・演奏・ワークショップを行う。自主レーベルTravessia主宰。

★喜多直毅(ヴァイオリン):盛岡市生まれ。国立音楽大学にてヴァイオリンを専攻した後、英国で主に映像作品の為の作編曲を、アルゼンチンにてタンゴ奏法を学ぶ。自身のグループを主宰する他、邦人タンゴ演奏家のコンサートやレコーディングに多数参加する。その後音楽的関心の領域は広がり、現在は主に自作品や即興演奏によるライヴを行っている。アルゼンチンタンゴやクラシック音楽をルーツとしつつも、ヴァイオリン音楽の可能性を様々な角度から追求している。

★熊坂路得子(アコーディオン):さいたま市(旧浦和市)生まれ。6歳よりピアノを始め、18歳の時、アコーディオンと出会った。美大に在学中、学校行事や個展等で演奏を始める。卒業後演奏活動に入り、現在ではソロ演奏からジャンルを超えて様々なミュージシャン達とのセッションを展開。精力的に演奏活動を続けている。2014年12月 バイオリンニスト・柴田奈穂とのユニットの初アルバムをリリース。

★矢萩竜太郎(ダンス):ロンドンのAMICI DANCE THEATRE COMPANYの主催者Wolfgang Stange氏との出会いが始まりとなり、 活動開始。岩下徹・ジャンサスポータスらに師事。2014年は「竜太郎10番勝負!」東京とドイツで開催。齋藤徹・喜多直毅・さとうじゅんこ・熊坂路得子・松本泰子・ウテフォルカー・セバスチャングラムスらミュージシャン、上村なおか・庄崎隆志・南雲麻衣・堀川久子・岩下徹・ジャンサスポータスらダンサー、美術家らとコラボレーションを大成功させた。

★さとうじゅんこ(うた):秋田市生まれ。東京藝術大学音楽学部声楽科ソプラノ専攻修了。歌い手。独自の音響芸術の実践に取り組む一方で、ジャワガムランのプシンデン(女声歌手)として演奏活動を行う。グローバリズムの抱える問題とも向き合いながら 創造力豊かなアートネットワークへの貢献を志す。